中学生のとき、
街に出てアーケードにある古着屋を片っ端から巡るのが好きだった。
お気に入りの店が数軒あって、
店内に入ってはハンガーにかかった大量の服の中から
自分の“お宝”を掘り出すことに夢中になっていた。
あれから、25年。
遠ざかっていた古着への熱が、去年あたりから再燃し出している。
ただ、昔と違うのは
ブランドへのこだわりは驚くほど薄いことだ。
年を重ねて、
何を着るかよりも、誰が着るかの方が重要だと感じる。
自分以上のブランドはないんだ。
リサイクルショップで見つけた、聞いたこともないブランドのジャケット。
タグをみるかぎり、ドイツのワーク系かな?
生地感やデザインからいって現行品とは思えない絶妙なダサさ。
いやぁ、いくつになっても洋服好きはやめられんなぁ〜。