熊本では、2017年にCOCOSA、2019年にSAKURAMACHI-KUMAMOTOがオープン。
今年の2月で熊本パルコが閉館し、来年には駅ビルがオープンする。
熊本地震を機に、街中を中心とした活性化が行われるのは良いこと・・・なのだが、
どの施設もいまいちパッとしない。
詳しく検証したわけではないが、
ボクの中では、「個性がない」という結論にいたった。
首都圏や福岡を追って、全国チェーンのセレクトショップができるのはいいが、
店頭よりもネットで安くモノが手に入る時代に、
わざわざ足を運ぶ価値のある店があるか?と問われれば、
そこまでの店はない気がする。
つまりは、「便利だけど、わざわざ行くほどではない店」の集合体なのだ。
二番煎じの後追いよりも、0→1のオリジナリティーを求める方が
時間はかかるかもしれないが、新たな価値創造と言う意味では良い気がする。
大事なのは、そこでしか得ることのできない「らしさ」。
そう言った意味で、熊本には「らしさ」が足りない。
素晴らしい素材を持ちながら、それを活かす腕がないのが今の熊本の現状だろう。
もっと「木」を有効活用するために、しっかり「森」をみる必要があるな。