30歳の時、1型糖尿病を患ってそれまで当たり前だった“健康なカラダ”を失った。
失くしたものは大きかったし、不便なことも多々あるが、
一つだけ得たものがある。
それは、『ポジティブに生きるチカラ』だ。
健常者よりも“死”というものが身近にある分、1分1秒を無駄にしたくないと思う。
ネガティブに生きる1秒も、ポジティブに生きる1秒も、同じ1秒なのだから
どうせなら、楽しく笑って過ごす1秒が良い。
起きてしまった過去を悔いるよりも、
これから起こる未来にワクワクしていたい。
わかったことがある。
新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。
ずっと、誰かが誰かを責め立てている。
これを感じるのがつらいのだ。
先日、コピーライターの糸井重里さんがつぶやかれたツイート。
まさにその通りだと思った。
誰かの発言に対して、誰かが批判をし、
責め立てるだけで解決策を見出そうということはしない。
昨年、感動を与えてくれた“ONE TEAM”の精神はどこへいったんだろう?
日本人は、彼らに何を学んだんだ?
お互いの足を引っ張り合うのではなく、
肩を組もう、そして手をつなごう。
今、戦うべき相手は「人」ではないはずだ。
先日、知り合いから
「だいぶ生き急いでるけど、死なんよね?」
と言われ爆笑した。
生き急いでいるのではなく、いつ死んでも悔いのないよう、
一日一日、自分ができる精一杯で楽しんでるだけだ。
これからの人生、
1秒たりとも無駄にすることなく、健常者より長生きしてやるwww