昨日も書いた通り、
熊本市の町外れ(際)に住んでいる。
周りは田畑に囲まれ、2階建て以上の高い建物は一つもない。
買い物をするような店もない。
金峰山だってこの通り。
こんな環境で育った。
小さい頃は、こんな田舎がとにかくイヤで、街に近い高校を選んだりした。
結婚して家を出て、子供ができて、
“人を育てる環境”についえ考えることも多くなると
これまでとは価値観も少しずつ変化してくる。
車があれば不便なく移動はできるし、
Wi-Fi環境さえ整えれば、情報が得ることは用意だ。
じゃあ、都会にないものってなんだろう?
歩いて3分のところにある公園。
この季節は周囲に植えられた桜の花が満開を迎える。
隣にあるお宮さん。
あまり気にしたことはなかったが、
こんな巨木に囲まれた神社もなかなかないよな。
人工的な環境は作れても、
こうやって自然を通して、季節の移ろいを感じることができるのは
田舎ならではだろう。
我が家では、一緒に住む70代の父が米と野菜も作っている。
なんでも手に入る時代だからこそ、
そのときの“旬”をきちんと教えていけたらと思う。