今日、調べ物があって久しぶりに田崎のTSUTAYAに行ってみると、
たまにランチしていた併設のピザ屋が跡形もなくなくなっていた。
たしかに、お客さんが入っている感じはしてなかっただけに
コロナが最期の決定打だったのかな・・・。
店舗があったスペースにはレンタルアップしたCDと、
売れ残った書籍が引くぐらいの金額で並んでいる。
雑多に並んだ本たちの中で、異彩を放つ一冊が。
1ページ1ページ、アーティストたちが描いた猫の絵を
手渡きの紙にシルクスクリーンで刷った後、
手作業で製本してつくられているとのこと。
描かれた絵の色彩の美しさと、紙の手触り、
機械ではつくれない、独特の“粗さ”が魅力的な本だった。
裏を見ると、まさかの“330円”のシール。
定価の10分の1程度だった。
少しばかりの罪悪感と共に、家路に着く。
絵本を眺める子どもたちの笑顔を見て改めて気づく・・・
良いモノは、年齢に関係なく伝わるもんだな。