くだらないけど、マジメな話

vol.437 文化の灯火



先日、リニューアルした上通りの長崎書店へ。

本棚の高さが低くなり、視界は広くなったものの

少し売り場が狭くなった感じ。

より厳選されたというか、洗練された印象。



ただ、少し寂しい気分になった。



タワレコがなくなって、

CDを発売日に買えなくなった。

本屋と呼ばれるお店が少なくなり、

地元の情報を伝えるタウン誌がなくなる時代。



全国展開のショップがきてくれるのはありがたいことだが、

いっぽうで“熊本らしさ”が日に日に失われていく

怖さの方が個人的には大きい。



貯めた小遣いを握り締め、

通町でバスを降りたときのあのワクワク感。

振り返って

少し後ろをついていきたくなるくらい洒落乙な人。

古着屋のあの匂い、

爆音で流れるハードコア。

歩き切った先にある、

こむらさきのチャーシューメン。



ボクが好きだった「マチ」はそんな感じだった。



もちろん、変わっていくことも大事だが、

変わらないってのも同じくらい大事であって欲しい。



歳を重ね、長く同じ業界で過ごしているからこそ、

少しでも何かの役に立てないかと思う。

待ってても始まらんな。




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