仕事柄、企業様を相手にすることがほとんどなので、
その先にいる消費者やエンドユーザー(←同じか)の
生の声を聞くことは仕事上あまり多くない。
そういった意味で、昨日は大変貴重な体験をさせていただいた。
インターネットやSNSが普及したことによって
さまざまな体験談を情報として拾うことは簡単だ。
ただ、体験した方々の口から実際に聞く場合とは、
突き刺さり方という点では大きく異なる気がする。
顔の表情はもちろんだが、
言葉の選び方だったり、お話しされる間であったり。
起こった事象に感情が加わることで真実になる。
熊本地震で被災された阿蘇の方の話を
生で聞いたのは初めてだったかもしれない。
5年が経過したからこそ、笑ってお話しされていたが
想像するだけでこの5年の苦難は計り知れない。
思い描いていた夢は散った。
でも、生き残った。
だからやるしかないんです。
同じ事柄でも、後ろ向きに捉え止まるか、
前を向いて進むかでその後の人生は大きく変わる。
大した応援はできないけど、
阿蘇に行った時は、ここでご飯をいただこうと思う。
お母さんのつくるホルモン煮込み、美味かったなぁ〜。