10年後もそれを使っていたいか?
モノを選ぶときの基準の一つがそれだ。
中途半端に金額を出すくらいだったら、
永く使える良いモノ、
本当に気に入ったモノにお金は使いたい。
10万でも安い、10円でも高い。
どんなモノでも同じ尺度で考えることができるのは、
自分の長所だと思っている。
そんなボクの愛用品を一つずつご紹介。
第1回目は、「財布」。
キャッシュレスがこれだけスタンダードになった今でも
支払いは完全に現金派。
もちろん、ネットで買うときはクレジットカードは使うものの、
お金を手渡しで支払うという行為は大事にしたい。
ポーターに始まり、ホワイトハウスコックス、フェリージ、ヴァレクストラときて
さぁ、次はどうする?となったのが今から2〜3年前。
財布の中のカード類はほとんど携帯することをやめて、
免許証、クレジットカード、銀行のカードの3枚だけにした。
一つ前のヴァレクストラは秀逸なマネークリップではあったが、
小銭入れと2つ持ちと言うのがなんとも不便。
個人的に、
二つ折り財布のお札が半端に曲がる感じもイヤ。
長財布も持ち運びがしづらくてイヤ。
こだわり出すと、既製品でバシッとくるのが見つからない。
そうこうしてると探すこと自体がめんどくさくなってしまったのだが、
そもそもの考え方自体を少し変えてみた。
カードが何枚とか、仕切りがあるとかないとか
ウジウジ考えるより、一気にバーンて入ればよくない?
行き着いたのは、「トレンド」ではなく「原点回帰」な“がま口財布”。
年を重ねていくと、ある程度お金も自由に使えるからハイブランドに手を出しがちだが、
右と言われれば左に行くボクとしては、小島よしおばりにそんなの関係ねぇ。
「vasco」という旅の道具をコンセプトにしているバッグと革小物のブランド。
とにかくこのブランドは、革の質感が素晴らしい。
整理はできんし、うまく小銭は取り出せないけど、いいんです。
不便さも含めて愛おしい財布。
まだ、2年くらいしか使ってないので。革としてはまだまだ育ち盛りな感じだ。
10年後のヤレ感が、今から楽しみだな^^