好きなコト

vol.828 落とし沼



あくまで個人的な意見だが、

「プレゼントをもらう」ことがあまり好きではない。

昔から欲しいものは自分で手に入れたい派で、

同じものをいただいたとしても

愛着度数が少し変わってしまう気がするからだ。



自分が誰かにプレゼントを贈るときにも気をつけてるのは、

【自分では買わないけど、ずっと欲しいと思ってたもの】という

絶妙なラインを攻めること。



前段が長くなったが、昨日、4つ下の弟から

「気にいるかわからんけど、40歳の節目にプレゼント送ったわ」との連絡。

兄弟間でのプレゼントなんてしたことないから

何を送ってくるんだと思っていたら・・・




前述した、絶妙なラインを見事に突いてきた。

ボクには、趣味を言えないレベルまで合わせると

どえらい数の「好きなモノ」が存在する。




手を出したら、沼にハマるのが自分でもわかっていたから

あえて避けていたモノの一つ、『レコード』。

少し前にも、ネットでレコードプレーヤーを見たとこだったので

絶妙なタイミングでのプレゼントにやっぱ兄弟だなと実感w


とはいえ、本体があってもレコードがなければ使いようがない・・・




こういうときの動き出しの速さは、自分で自分を褒めてあげたいレベルw

前から気になっていた九品寺のコチラへバイクを走らせた。

高校時代にゴリゴリ通っていた、

当時並木坂から少し外れた場所にあったウッドペッカー以来のレコード屋さんだ

当時はレコードではなく、PUNK系の雑誌やCDを買いに行ってたので

実際レコードを買いに行くのは生まれて初めてのこと。

やっぱ、いくつになっても初めては緊張するもんだな^^




大好きな60-70年代の洋モノSOULと和モノロック(!?)の2枚ゲット。

初めて伺ったが、気さくな店長さんだったな^^




針落としの儀。

ビギナー向けのシンプルな設計だし、針もシフトレバーでゆっくり落ちてくれるので

思ったよりもカンタンに流すことができた。




いやぁ、ヤバい。

CDが売れない中、レコードが再注目されている理由がわかった気がする。

プレーヤーの両サイドについたスピーカーから流れる

いい意味で“それなり”の音がレトロで素敵すぎる。



古い音源というのも相まって、至福のひとときを過ごさせてもらった。

やっぱ、弘田三枝子が好きすぎるw

そして、しばたはつみをもう探しているwww


これが沼ってやつか。。。

何はともあれ、ラブストーリーくらい突然に始まったレコードライフ。

弟よ、素敵な“落とし沼”をありがとう。




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