初めての熊本城ホール、初めての生・山下達郎。
ボクの人生の中でも、
忘れられない一日となった。
3年前の柿落としの時は抽選にハズれて悔しい思いをした。
今年は、そこまで期待せずにエントリーをしていたが、
発表当日、届いた当選のメールに狂喜乱舞。
ソウル、ファンク、ドゥーワップ、シティーポップetc…
邦楽で歴史を辿れば、必ず辿り着くのが達郎さんだ。
「人生でいつかは生で聴いてみたい」
そんなボクの夢がついに昨日叶った。
チケットに加えて、
顔写真付きの身分証明書で本人確認が行われるせいか、
17時過ぎに到着したらすでに長蛇の列。
毎回思うのだが、自由席でもないのだから
わざわざ列になって密を作り出す必要があるんだろうか???
今回は、一人でチケットは取ったが
共通の音楽が好きな友人:ゆみさんと会場で合流。
カリフラワーズのライブで初めてお会いした時は
まだ20代と30代。
気づけば40代と50代になってると談笑しながら受付を待つ。
直接お会いしたのは5年以上ぶりだったけど、
好きなものが共通だとそんなブランクはまったく感じないもんだな^^
エスカレーター長っ!!
ラジオなど音声メディア以外で見かけることがない達郎さん。
「本当に実在するのかな?」
ライブを前にそんなおバカな妄想を抱いたりしてみるwww
館内で流れる、開演前のBGMも完全にツボ。
古き良きアメリカの街並みを思わせる舞台セットのカッコいいこと。
周りを見渡すと、若い時からのファンであろう
音楽にうるさそうな紳士・淑女がわんさかで
ワクワク感と緊張感が入り混じる。
一曲目、ご挨拶がてらといった感じで「sparkle」からスタート。
コロナに感染されて以来、4公演が延期となり
復帰一発目が熊本公演。
なんとなく探り探りな感じがしたのだが、
2曲目の「甘く危険な香り」からはアクセル全開。
いやぁ、表現が難しいけど、
「寸分違わず山下達郎だった」というのが正直な感想。
バックのサポートメンバーも含めて、圧倒的に上手い。
やっぱ達郎さんの曲は、
できれば座って静かにではなく、立って踊り狂いたい。
ドゥーワップのカヴァーから、Joy to the World、
そしてクリスマス・イブの流れは完全にやられた^^
真夏に聴く極上のクリスマスソング・・・マジで最高。
誰もが知っている名曲から
君は天然色、ハイティーン・ブギのカヴァーまで。
一切の出し惜しみがなく、あっという間の3時間。
MCの端々にも、チャーミングな一面があって
アーティストというより、
人間として愛されているんだなぁと実感した。
今年で69歳、まさにレジェンド。
“カッコいい大人”って
こういう人のことを言うんだろうな^^