服のコト

vol.1013 染まらぬ男の、染める秋。



新品の商品をほとんど買わなくなってどれくらい経つだろう。

40歳にもなって、いろんな良いモノにも触れてこれたから

セレクトショップに行かなくても

目利きである程度カヴァーができる気がしてきた。


そもそも、既製品では満足できなくなってきている自分もいたりして。。。笑




先日購入した、「Havep」というブランドのワークジャケット。

古着市場も高騰していて、前から欲しかったブッチャーコートも爆上がりしている。

そんな中、知らないブランドではあるものの3,000円で買えたのは嬉しい限り^^




ただ、色落ちがかなり微妙・・・

ある程度古着だから仕方はないのだが、

妙な位置で折り曲がった襟の折り目が

「色落ち」というより「色褪せ」でなんか汚らしい感じ。




ということで、

休みの時間を使って、「染め直し」に初チャレンジ!




料理でもこんな塩の量使ったことないぞwww




40℃くらいのお湯を12リットル用意。




今回使うのは、「DYLONプレミアムダイ」のブラック。




今回は、ジャケットが500gちょっとだったので

1リットルのお湯にダイロンを2袋使用。




塩を混ぜた12リットルと合流させる。

YouTubeで見てた通り、黒というより濃紺なイメージ。




いよいよ、ジャケットの投入。

もう後には引けないので、若干ビビり気味www




あとは、揉み込むのみ。

ムラにならないように最初の20分くらいは念入りに。




あとは60分ほどつけ置きしながら、

15分おきに揉み込む作業。

両手とも手袋をつけてたので、カメラは娘がパシャリ^^




頃合いがわからないので

少し長めにつけたあとはすすぎの作業。

これが地味に大変。

流しても流しても服から色のついた水が出てくる(汗)。

(※ちなみに、水自体は害はないようなので、そのまま流してます)





10分ほど続けると、ようやく透明に。

あとは、洗濯機に入れて最後のすすぎと脱水〜陰干したら

ようやく染め直し完成。




写真だとわかりづらいが、綺麗に染まりました^^




コットンだった部分が染まるので、

白だった縫い糸もネイビー(黒)に。

ステッチはおそらくナイロン素材だったせいか

ネイビーのまま染まらず。


実は、1回目やったときは、

染め直し〜カラーストップの作業までノンストップでした後、

乾かさずに洗濯〜乾燥までやっちゃって、見事に失敗。



今回はキレイに色が染まったので、

今度カラーストップの作業はしようかな。



結構手間ではあるけど、

洋服も生き返るし、今まで以上に愛着が湧く。



染めを覚えたら、

また洋服の楽しみ方が増えてしまうなぁ〜。


次は、明るい色にチャレンジしてみよう^^




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