異常なほど裾丈にこだわりはあるものの、
古着好きが言う、「オリジナルレングス」には
まったくもって頓着がない。
自分サイズになるのであれば、
ヴィンテージだろうが希少価値があろうが
躊躇なく補正に出す。
ただ、デニムは少し違っていて。
色落ちしたデニムを補正に出すと、
経年でできた裾の色落ち(通称:アタリ)がなくなり、
自然な感じが失われてしまう。
裾を再利用して縫い合わせる方法は、
熊本でもできるところが増えたのだが、
裾上げして色が落ちていないデニムに
アタリの加工を施せるお店は、
今のことろ僕が知る限りはまだ存在しない。
過去に大阪のお店に何度か出していたのだが、
かなりの人気店になったようで
現在は郵送での受付は中止しているとのこと。
他の店舗を探していたら、
同じ作業ができるお店を福岡に発見。
しかも、ブルーよりも面倒な
ブラックデニムも対応できるとのこと。
納期もはるかに短く、単価も安い。
ということで、少し前に購入して
チェーンステッチの裾上げまでは終わっていた
リーバイスの550を旅に出すことにした。
写真は作業前。
さぁ、どんな感じで帰ってくるかな。