服のコト

vol.006 何を着るかより、誰が着るか。

中学生のとき、

街に出てアーケードにある古着屋を片っ端から巡るのが好きだった。

お気に入りの店が数軒あって、

店内に入ってはハンガーにかかった大量の服の中から

自分の“お宝”を掘り出すことに夢中になっていた。

あれから、25年。

遠ざかっていた古着への熱が、去年あたりから再燃し出している。

ただ、昔と違うのは

ブランドへのこだわりは驚くほど薄いことだ。

年を重ねて、

何を着るかよりも、誰が着るかの方が重要だと感じる。

自分以上のブランドはないんだ。

リサイクルショップで見つけた、聞いたこともないブランドのジャケット。

タグをみるかぎり、ドイツのワーク系かな?

生地感やデザインからいって現行品とは思えない絶妙なダサさ。

いやぁ、いくつになっても洋服好きはやめられんなぁ〜。

vol.005 おせちも良いけど、カレーもね・・・が早くも元旦にくる。前のページ

vol.007 タバコは、1箱2,000円くらいにして嗜好品にしたほうがいい。次のページ

関連記事

  1. 服のコト

    vol.816 これぞ、教科書。

    創刊から15年を迎えたメンズ雑誌『2nd(セカンド)』の最新(特大)…

  2. 服のコト

    vol.753 ブーム到来

    結構前からやっていた紺ブレ×軍パンの組み合わせ。ついに“ミリ…

  3. 服のコト

    vol.556 ブランドに溺れる

    日頃のストレスは、買い物で発散するタイプだ。深夜にオークショ…

  4. 服のコト

    vol.643 幸せの実

    これまで、歌声に心底度肝を抜かれたシンガーが数人いる。その中…

  5. 服のコト

    vol.840 度が過ぎる

    大学生4年の時、小竹長兵衛のメガネを買ったのがきっかけで…

  6. 服のコト

    vol.866 “ダンヒル”+“BRIXTON”=???

    「原田なら大丈夫そう」。いろんな場面でそんな言葉をいただく。…

  1. 食べるコト

    黒歴史
  2. 好きなコト

    vol.419 不便とは、贅沢だ。
  3. 家族のコト

    vol.386 田舎BBQ
  4. 好きなコト

    いくらなんでも
  5. 食べるコト

    邪悪なチキン
PAGE TOP