今から25年ほど前、
上通〜並木坂は古着屋の全盛期。
バティック、シール、ペニーズ、ユニオン、サロンetc・・・
それぞれのお店に個性があって、
同じ中学の友達で行ってもお気に入りの店は全然違ったものだ。
個人的には、ジャンクストレージが好きだった。
そんな中でも、一際異彩を放っていたのが“ドルフィン”。
お店があった場所が、少し離れていたこともあったが、
狭い店内の中に、個性爆発の店員さん。
クセの強そうな常連客がたむろする空間は、
一見さんには、敷居が高いお店だったように思う。
草場町から健軍に移転され、
お邪魔できてなかったが、インスタで見かけた商品が気になり
久しぶりにお邪魔してみることにした。
お客の立場だと、やっぱカッコいい店員さんは何年経っても忘れない。
ただ、5年以上間があいた客のことは覚えているだろうか???
どういうテンションで入店しようか迷いに迷った挙句、
ドキドキしながら入店すると・・・
「おぉー、原田さん。お久しぶりです!」とオーナー。
「えっ、覚えてます?」と尋ねると、
「あったりまえじゃないですか^^」と満面の笑顔で答えてくださった。
ブランクを感じないほど自然体でお話しいただけるのは、
ホント嬉しかったなぁ〜。
昨今の少しおかしな古着ブームの中、
店内を見渡してみると、リーズナブルな価格に驚かされる。
「けっこう手頃ですね」と尋ねると、
「古着って、気兼ねなく着れるのがいいとこじゃないですか」
「周りの店がどういう値段つけてるとかは気にしないです」
あの頃、憧れたカッコいい大人が変わらずそこにいた。
商売としての“洋服屋”ではなく、ただの“洋服キ●ガイ”だwww
そういうボクも完全な洋服キ●ガイ。
話が合わないわけがないwww
昨今の古着ブームはあくまで「ウンチク」を語りたいだけ。
古着にかぎったことではないが、
ブランドの歴史やウンチクを語るヤツほど、着こなしがダサい。
タグがどうとか、このディティールは何年代だとか、
正直どうでもよくないか???
大事なのは、それを着てカッコいいかどうか。
「客が買いたい意思があっても、似合ってなければ売らない」
これって「失礼」ではなく、「親切」だし、服に対する「愛」だと思う。
前から探していたロールネックのセーター。
Jクルーの多色づかいは見たことがない。
やっぱ、試着したり、店員さんから着こなしのアドバイスを受けたりできるのは
リアル店舗の良さだなぁ〜。
本田さん、楽しい時間をありがとうございました^^
購入した帰りに、ダイソーでニットの毛玉取りを購入。
嫁と子どもが寝静まった後、せっせとリビングで毛玉取り。
キレイに永く着るためには必要な作業だと思う。
購入した時点でも、かなりキレイだったのだが
それでもフルフルで3回分は毛玉が取れた。
大事なのは、何を着るかではなくどう着るか。
永く大切に着たいと思います^^