家族のコト

そして、強くなれ。



朝7時、

息子が通うサッカーチームの2024年初陣となる公式戦のため、

氷川へ向けて家を出る。




第2回熊本交通運輸キッズサッカー大会(U-9)。

参加10チーム。予選リーグから優勝までを決める全4試合。


予選リーグの2試合は1勝1分で2チームが同率となり、

1位を決めるためのPK戦へ。


U-9チームはポジションが決まっておらず、

毎回キーパーは持ち回り。

誰がPKのキーパーをするか?との話し合いが行われたが、

まさかの満場一致で息子に決定。




これまで見たこともないプレッシャーに押しつぶされそうな顔の息子。

明らかに笑顔が引き攣っている。


肩を揉みながら緊張をほぐし、

悔いのないよう全力で楽しんでこいと送り出す。


結果は3本中2本をセーブ、キッカーとしてもゴールを決め

見事予選リーグ一位通過を果たす。

PKが終わった瞬間、プレッシャーから解放されたのか

人目も憚らず号泣していた。




決勝リーグは、2戦2分けで結果は準優勝で終わった。




最終戦の前に得失点差がわかっていたので、

点数を重ねれば優勝は狙える位置にいた。

わかっていても、結果が出せなかったことがよほど悔しかったのだろう。

試合が終わったあと、息子一人がピッチで泣き崩れた。



さほど勝ち負けに固執はしないチームの中で

とにかく勝ちにこだわっていた息子。


優勝を目指すには何が足りなかったのか?

何をすれば勝てたのか?

「気合い」や「根性」ではなく

冷静に、客観的に自分たちを見ることで

次の課題が見えてくる。


9歳に理解ができるかはわからんが、

何事も考えるくせをつけることが重要だ。


その悔しさを、流した涙を糧として

もっともっと強くなれ。


明日は、U-10の公式戦で天草。

親は親で大変だwww




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