午前中、
サッカーの息子を長洲まで送り届け、
1試合だけ見て、嫁とバトンタッチし、
とあるイベント参加のため
熊本市内へとトンボ帰り。

久しぶりに母校、熊本学園大学へ。
仕事でもお世話になった南関のお箸メーカー
ヤマチクさんの映画制作プロジェクト。
クラウドファンディングがスタートし、
監督を中川典彌くんが務めると聞いた瞬間に
こりゃ間違いないと確信した。

知った顔のクリエイターさんたちも
チラホラお見かけはしたものの
幅広い年代の方々で入口は結構な混み具合。

短編映画の試写会でこの規模感は、
正直聞いたことがない。
作品はというと、
20数分の中に主演の親子の時代ごとの物語が
食卓を通して見事に描かれていて
子として、親として、
感情移入し、共感するところが多かった。
中川くんの描く
ハートフルで美しい映像はもちろんなのだが、
劇中の音楽が良すぎて
ストーリーをより情緒的にしてくれていたように思う。
鎌田さん、やっぱスゲェ。
本編中も何度か涙腺がヤバかったのだけれど、
エンドロールに出てきた
一般のご家族の様々な「いただきます」で完全に崩壊。
そこも含めて素晴らしい作品だったと思う。
子どもの頃から、
当たり前のように発してきた「いただきます」。
たしかに、外国語に翻訳すると
的確に言い換えることは難しいかもしれない。
日本の文化の素晴らしさや、
日本語の美しさを感じ、
後世に伝えていくべき大事なものを
改めて教わったような気がする。
8月4日(お箸の日)に、
YouTubeにて全世界に向けて公開とのこと。
いただきます-ITADAKIMASU-
さぁ届け、世界へ。