好きなコト

vol.066 好きなことをやるための、遠回り。

勝手な憶測なので、事実とは違うかもしれないが

あくまで、ボクの中での見解。

大好きなアーティスト、「星野源」さんの話だ。

SAKEROCK時代の彼は、正直よく知らなかったが

最初は、“やさしい声でギターを弾き語る人”という印象だった。

『くせのうた(2010)』

何度聴いても良い曲だ。

日常の切り取って語りかける感じがたまらなく心地よい。

少しずつ人気が出てくるわけだが、

それに合わせて曲調もどんどんJ-POPへと傾倒していったような気がする。

『恋(2016)』

もちろん、やりたいことをやっているんだろうけど、

“流行”として取り上げられることに、少し残念な気もしていた。

「あぁ、どこまでこの人気続くのかなぁ」的な感じ。

『Pop Virus(2018)』

人気絶頂の中、投じた次の一手はまさかのブラックミュージック。

初めて聴いた瞬間、「ついに抜けた!」という感覚に陥る。

『さらしもの feat.PUNPEE(2019)』

勘弁してくれ、これ以上好きにさせてどうする。

ここまでくると、抱かれてよい衝動に駆られる。

『Ain’t Nobody Know(2019)』

影響力があるからこそ、触れづらいテーマにもあえて食い込む。

賛否両論あることがわかっていても、

日常の中で話題になること自体に価値があるんだ。

少し前までの“J-POPアーティスト”から、

“星野源”という、唯一無二のアーティストのポジションが確立された。

『私(2019)』

ここへきての、原点回帰。

もう素晴らしい以外の言葉が浮かばない。

広がりができたからこそ生まれる、『深み』と『説得力』。

もう、彼は止められないだろうな。

ダラダラと書き連ねたが、何が言いたかったかというと

星野源が、好きだ。

以上。

vol.065 三年目の浮気。前のページ

vol.067 キミはもう、“女性”なのだね。次のページ

関連記事

  1. 好きなコト

    第三章、始めます。

    2004年に入社し、営業として9年、プランナーとして12年目…

  2. 好きなコト

    vol.1026 一瞬を切り取る

    プロのカメラマンさんや、クリエイターさんとお仕事をするたびに…

  3. 好きなコト

    コークなグラス

    「おいしい」をつくるのはけっして味だけではない。そん…

  4. 好きなコト

    vol.1044 ONE TEAM

    県立劇場で行われた『人形浄瑠璃 清和文楽 ONE PIECE…

  5. 好きなコト

    vol.826 四十にして惑わず

    ついに、40歳。先人の言葉では、惑うことがなくなる歳・・・う…

  6. 好きなコト

    vol.589 マジか・・・

    昼間にちょっとした用事で久しぶりに街中を歩いてみたのだが・・・…

  1. 服のコト

    vol.112 あと10年のお付き合い。
  2. 家族のコト

    いやいや、わからんて
  3. 好きなコト

    love letter from …
  4. 家族のコト

    vol.292 やる気のない男、やる気しかない女。
  5. くだらないけど、マジメな話

    vol.599 マドラスな気分
PAGE TOP