勝手な憶測なので、事実とは違うかもしれないが
あくまで、ボクの中での見解。
大好きなアーティスト、「星野源」さんの話だ。
SAKEROCK時代の彼は、正直よく知らなかったが
最初は、“やさしい声でギターを弾き語る人”という印象だった。
何度聴いても良い曲だ。
日常の切り取って語りかける感じがたまらなく心地よい。
少しずつ人気が出てくるわけだが、
それに合わせて曲調もどんどんJ-POPへと傾倒していったような気がする。
もちろん、やりたいことをやっているんだろうけど、
“流行”として取り上げられることに、少し残念な気もしていた。
「あぁ、どこまでこの人気続くのかなぁ」的な感じ。
人気絶頂の中、投じた次の一手はまさかのブラックミュージック。
初めて聴いた瞬間、「ついに抜けた!」という感覚に陥る。
勘弁してくれ、これ以上好きにさせてどうする。
ここまでくると、抱かれてよい衝動に駆られる。
影響力があるからこそ、触れづらいテーマにもあえて食い込む。
賛否両論あることがわかっていても、
日常の中で話題になること自体に価値があるんだ。
少し前までの“J-POPアーティスト”から、
“星野源”という、唯一無二のアーティストのポジションが確立された。
ここへきての、原点回帰。
もう素晴らしい以外の言葉が浮かばない。
広がりができたからこそ生まれる、『深み』と『説得力』。
もう、彼は止められないだろうな。
ダラダラと書き連ねたが、何が言いたかったかというと
星野源が、好きだ。
以上。