カッコいいオッサンは好きですか?
“カリフラワーズ”というバンドがとにかく好きだった。
ボクにソウルミュージックを教えてくれたのは間違いなく彼らだ。
それまで聴いていたJ-POPとはひと味もふた味も違う、
流行に左右されない大人の音楽がそこにあった。
そのフロントマンが熊本出身のナカムラ氏。
初めて彼の歌声を生で聴いたときは衝撃だった。
唯一無二とはまさにこのことだ。
カリフラワーズ解散後に組まれたバンドが“モアリズム”。
よりダイレクトに、より男臭く、これぞジャパニーズブルース。
遠回りするのさ。
どんな道草にも花は咲く。
こんな時期だからこそ、
地に足をつけ、しっかりと前を向いて
花が咲くのを待とう。