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vol.111 あの日を忘れない。


初めて「死ぬかもしれない」と感じたあの日。

嫁と幼い息子を連れ、割れた食器の中を着の身着のまま駆け出したあの日。

余震が続く中、旧家に住む両親はダメかもしれないと覚悟したあの日。

もう4年・・・まだ4年。


当たり前だった日常は、当たり前ではないことを知った。

どんな状況であれ、生きているということは奇跡なのだ。


もちろん、前に進むために自分で決めたことだったが

100年間、我が家を守ってくれた家が崩れていく様子を見たときは

しばらく言葉が出ず、自然と涙がこぼれた。

あの日を忘れない、忘れてはいけない。

短い人生の中で、大地震を2回、世界的感染病を経験するなんて

凄い時代を生きてるなと改めて感じる。

マイナスに捉えるのではなく、後世にどう伝えていくべきか。

今を生きる人間としての使命なのだと思う。




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