その他

vol.111 あの日を忘れない。


初めて「死ぬかもしれない」と感じたあの日。

嫁と幼い息子を連れ、割れた食器の中を着の身着のまま駆け出したあの日。

余震が続く中、旧家に住む両親はダメかもしれないと覚悟したあの日。

もう4年・・・まだ4年。


当たり前だった日常は、当たり前ではないことを知った。

どんな状況であれ、生きているということは奇跡なのだ。


もちろん、前に進むために自分で決めたことだったが

100年間、我が家を守ってくれた家が崩れていく様子を見たときは

しばらく言葉が出ず、自然と涙がこぼれた。

あの日を忘れない、忘れてはいけない。

短い人生の中で、大地震を2回、世界的感染病を経験するなんて

凄い時代を生きてるなと改めて感じる。

マイナスに捉えるのではなく、後世にどう伝えていくべきか。

今を生きる人間としての使命なのだと思う。




vol.110 オヤジの昼メシ〜SADWICH Eatton〜前のページ

vol.112 あと10年のお付き合い。次のページ

関連記事

  1. その他

    vol.118 ネタ不足につき。。。

    今日は、次から次へとパンチの強い難題を撃ち込まれたおかげで驚…

  2. その他

    vol.1052 行くけどもさ

    権利というよりは、義務だと思っているので成人になってから欠か…

  3. その他

    vol.498 それでも時間は過ぎてゆく

    仕事柄、企業様を相手にすることがほとんどなので、その先にいる…

  4. その他

    vol.340 タチの悪い、お人好し。

    今日、今考えている企画の概要を隣に座るデザイナーに相談すると、…

  5. その他

    繁忙期とはいえ

    さすがにちょっと身体にガタがきはじめたな。今週末はし…

  6. その他

    vol.693 天国からの転落

    ここ数日、とあるトラブル処理のため毎日のように県庁に通う日々…

  1. 食べるコト

    足伸ばしオジサン
  2. 音楽のコト

    vol.670 眼鏡越しの空
  3. その他

    vol.104 なぜ、今まで手を出さなかったんだ。
  4. 音楽のコト

    新しい町
  5. 先人の教え

    餅が食べたきゃ、自分で植えな。
PAGE TOP