服のコト

聞く耳持たず

ここ最近のセレクトショップに並んでいる

トレンド的な量産型の服を手に取ると、

ほぼファストファッションのような素材で

個人的には絶望感しかない。

だからといって古着に目を向ければ、

昨今の古着ブームもあって

新品よりも高い値付けがしてあり、

こちらもまたげんなり。

バンドTってツアーグッズだよね?

スウェットって寝巻きだよね?

デニムって作業着だよね?

5万出せば良いニットは買えるし、

10万出せば20年は履ける革靴が買える。

洋服を選ぶ基準は、「60歳になっても着れるか」。

サイジングは年齢や体型によって変わってきたが、

好きなものと所持しているものは

20代前半の頃から全く変わっていない。

何を着るかより、誰が着るか。

そして、どう着るか。

自分のスタイルを持った人は、

何を着ててもモノに引っ張られてないもんな。

リバースが買えなかったからではなく、

バカほど太い身幅と、

それに不釣り合いな着丈。

なぜ今と言わんばかりのアスレチックスカラー。

なかなかダセェ、

でも、最高にカッケェー。

ここ数年、変なモノを見つけると

自分への挑戦上ではないかと思ってしまう

服ヘンタイなボクです。

思ってたんと、違う。前のページ

甘いは正義次のページ

関連記事

  1. 服のコト

    許せよ、娘。

    白シャツだとはわかっていながら、ストライプで卒園式に…

  2. 服のコト

    vol.156 時計は、右手派。

    それぞれ人によって価値観が違うので、正解はないという前提での…

  3. 服のコト

    vol.1091 自分へのご褒美と言い出す男

    この季節になると、「一年間頑張った自分へのご褒美」と言い出す…

  4. 服のコト

    vol.372 逃走中と、ハンターベスト。

    2020年は、古着に回帰した年だった。中学生でファッションに目覚め、…

  5. 服のコト

    vol.886 ちょうど一年前に

    まさにちょうど一年前。同じサイトでオリジナルのTシャツを作っ…

  6. 服のコト

    vol.730 イルカに行った中年

    今から25年ほど前、上通〜並木坂は古着屋の全盛期。バ…

  1. くだらないけど、マジメな話

    vol.303 2020
  2. その他

    vol.448 こりゃもう、晒すよね。
  3. 食べるコト

    舌変
  4. 家族のコト

    vol.415 3時のバレンタイン
  5. 音楽のコト

    vol.269 through the fire
PAGE TOP