昨日、子どもを連れてショッピングモールのゲームセンターの行った時のこと。
隣のコーナーにいた中学生くらいのメンズグループの一人が、
肩からヴィトンらしきモノグラム柄のショルダーバッグをかけていた。
んっ、あれってホンモノか?
こう思われた時点で、それが本物か偽物かという事実はどうでもよくなり、
『コピー品でイキってるダセー奴』というレッテルが貼られる。
これって何が原因かと言われれば、間違いなく本人の持つ『器量』だ。
例えば、
中田英寿が、偽物のヴィトンを持っていたとしても本物に見えるだろうし、
金持ちの中学生が本物のヴィトンを持っていてもコピー品に見えるだろう。
要は、それに見合うだけの『器』を持ち合わせているか否か。
コピー品とわかって購入したり、それを自慢したりするヤツは論外だが、
背伸びしてハイブランドのものを身につけたところで
それが本人と不釣り合いだったり、偽物に見えてしまうということは
はっきり言って、それを身に着けるレベルに達してないということだろう。
言わずと知れたジェーン・バーキン氏。
日常使いされているであろう、少しくたびれたエルメスの“バーキン”がカッコ良すぎる。
写真を見ればわかる通り、主役は“バッグ”ではなく、“本人”なのだ。
現時点で、自分には不釣り合いのハイブランドに興味はないが、
こういう自然体で抜け感のある大人になれるよう、
歳を重ねていきたいと思う。