服のコト

ヘンタイは、県を越える。

異常なほど裾丈にこだわりはあるものの、

古着好きが言う、「オリジナルレングス」には

まったくもって頓着がない。

自分サイズになるのであれば、

ヴィンテージだろうが希少価値があろうが

躊躇なく補正に出す。

ただ、デニムは少し違っていて。

色落ちしたデニムを補正に出すと、

経年でできた裾の色落ち(通称:アタリ)がなくなり、

自然な感じが失われてしまう。

裾を再利用して縫い合わせる方法は、

熊本でもできるところが増えたのだが、

裾上げして色が落ちていないデニムに

アタリの加工を施せるお店は、

今のことろ僕が知る限りはまだ存在しない。

過去に大阪のお店に何度か出していたのだが、

かなりの人気店になったようで

現在は郵送での受付は中止しているとのこと。

他の店舗を探していたら、

同じ作業ができるお店を福岡に発見。

しかも、ブルーよりも面倒な

ブラックデニムも対応できるとのこと。

納期もはるかに短く、単価も安い。

ということで、少し前に購入して

チェーンステッチの裾上げまでは終わっていた

リーバイスの550を旅に出すことにした。

写真は作業前。

さぁ、どんな感じで帰ってくるかな。

もはやクラシック前のページ

ハーフ&ハーフ次のページ

関連記事

  1. 服のコト

    vol.880 チェッコリッサ

    最近、定番となりつつある、セカスト・ディグり旅。ありがたいこ…

  2. 服のコト

    vol.236 TPOを言い訳に、スニーカーを買う。

    バイクを購入して以降、“バイクに合う洋服”というものに興味が…

  3. 服のコト

    vol.553 やっぱり、ベレー

    まだ髪の毛が潤沢にあった時代から、帽子が結構好きで、…

  4. 服のコト

    ラルフ老年

    大人だからこそ、真面目と遊びのバランスが大事。結婚し…

  5. 服のコト

    vol.643 幸せの実

    これまで、歌声に心底度肝を抜かれたシンガーが数人いる。その中…

  6. 服のコト

    imagine

    ガラクタのように雑多に置かれた中から、お宝を…

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

最近の記事

カテゴリー

  1. 好きなコト

    2023初花火
  2. 好きなコト

    vol.593 一本、ビシッと。
  3. 家族のコト

    vol.306 ポジティブシンキング
  4. 仕事のコト

    vol.279 プレゼン・前・前夜
  5. 食べるコト

    YOSHINOYA Début
PAGE TOP