何かモノを買うときの基準は、
常に“永くそれを愛せるか否か?”という一点につきる。
どんなジャンルにおいても、商品自体で差別化をはかることが難しくなっていて
必要のない機能をつけては、毎年のように新商品を発売する。
そろそろ気づいたらどうだろう?
まぁ、そんな話はさておき、
早いもので、長男:幹太が来年小学生になる。
ということでランドセルの話。
今のところ、我が家は『土屋鞄製造所』の一択。
理由は、「作り手の顔や、想いがしっかり見える」からだ。
百貨店やモールのランドセルコーナーに行けば、たくさんの種類や
カラフルなランドセルから、本人が好きなものを選ぶことができるだろう。
ただ、6年間苦楽を共にする相棒には、飽きることなく愛着を持ってほしいと思っている。
万が一壊れた時も、安心してメンテナンスが行える環境があってほしい。
先日届いた、2021年のカタログ。
封筒から開けた瞬間、間違いなかったと確信した。
1ページ1ページ、めくるたびに綴られる作り手の想い。
純粋に、このランドセルを我が子に背負ってほしいと思った。
間違いなく、“モノ”を売るのではなく、“ヒト”を売っているのだ。
値札を見て、目先の「高い or 安い」で踊らされている人をよく目にするが、
是非、「長い目で見たときにどうか?」という視点を持っていただきたい。
例えば、ランドセルで30,000円と80,000円の商品があったとして、
二つの価格差は50,000円。
6年間で50,000円ということは、1年で8,333円。
1年を12ヶ月で割ると、1ヶ月694円。
1ヶ月を30日で割ったら?
1日たった23円の差しか生まれない。
23円がもったいないとのであれば、それも一つの価値観だが、
そんな人とは、一生わかりあえないだろうなwww
話はだいぶ外れたが、今週からいよいよ展示会が始まる。
熊本は4月26日・・・待ちきれなさそうなので、
時間を見つけて福岡店の方にお邪魔しようと思う。