洋服や雑貨、食器など、良さげな商品に出会ったとき、
『それが、今の自分の生活に溶け込むか否か?』という基準で
買うか買わないかを判断している。
それ単体ではカッコよく見えたとしても、
家に帰って自分の空間の中に置いたとき、それだけポツンと浮いてしまったり、
同じような使い勝手のものが現存してしまっていると、
結局どちらかを使わなくなってしまう。
大事なのは、
その商品が、自分の暮らしに違和感なく、
競合せずにスッと溶け込めるかどうか?
シルバーウィークに唯一出かけた、『松橋町両仲間百貨店』。
以前も紹介したとは思うが、
見る人が見れば、ただのガラクタ市。
でも、古着屋と一緒で、“掘る”楽しみがある大好きなお店だ。
ここ数回は空振りが多かったのだが、今回は久しぶりに面白いものが見つかった。
窯元不明の魚の器と、無骨な花器。
花器は、小ぶりなくせに持った瞬間、「重っ!」てなるくらいの重量感。
お店の方曰く、「素人が作ったものかも?」とのこと。
いずれも1個300円。
銘柄や価格は正直どうでもよくて、
やちむんや小鹿田焼のように土臭い感じの陶器が好きな身としては
両者とも、この無骨な感じがたまらない。
魚の器は、ちょっとした小鉢に使えるなと思った。
深さもあるので、揚げ出し豆腐やちょっとした煮物にもよさそう。
魚料理を魚の器に盛るって楽しそうだなと思った。
と、思っていたら
息子が魚のデザインをたいそう気に入ったらしく、
その日の晩ご飯のカレストローネ(親父レシピ)を盛ることにwww
意外と洋食を盛っても悪くないな。
花器は、リビングの壁収納へ。
このスペースだけは、自分の好きなモノだけを並べている。
北欧と南部鉄器に挟まれると、
素人作成の300円の花器もそれっぽく見えるもんだwww
それにしても、こけしからスノードームまで、
雑多な感じがまた面白い。
そういえば最近、フィルムカメラで撮ってないなぁ。